ReadyNAS Duo に付属の「NTI Shadow」を使って、PCの常時バックアップを行なおう
CDP (Continuous Data Protection) をご存知ですか? CDPは、ほとんど、常にバックアップを行ない、データの保護をおこなうメカニズムです。 コンピュータ上のデータ(ファイル)が更新されるごとに、バックアップをとり、 各バージョンを保存します。つまり、なんらかの都合で、古いバージョンに戻りたいときには、 該当するバージョンのバックアップ・ファイルからリストアできます。

この CDP 対応のバックアップユーティリティが、ReadyNAS Duo に付属します。 NETGEAR社は、NewTech Infosystem (NTI) 社とパートナーシップを結び、 ReadyNAS 向けにカスタマイズされたスペシャルバージョンの「NTI Shadow」を提供しています。 この、「NTI Shadow」を使うことにより、CDPのバックアップ先として、ReadyNASを使用することができます。 「NTI Shadow」は、Windows はもちろん、Mac OS X でもご利用いただけます。
それでは、どれだけ簡単に設定ができるか、順を追ってみていきましょう。
ステップ 1: Shadowをリソース CD からインストールする
先ず、「NTI Shadow」を、ReadyNAS Duo に同梱されている、リソース CD からインストールしてください。その後、アイコンをダブルクリックして、 「NTI Shadow」を実行してください。
ステップ 2: 何をバックアップしたいかを指定する
初めに、Shadow を実行すると、バックアップ・ジョブのリストは空です。 Create Backup Jobボタンをクリックして、ジョブを作成します。 バックアップしたいフォルダまたはファイルを聞かれますので、選択してください。 ここでは、例として My Document フォルダを指定しています。

ステップ 3: バックアップ先を指定する
Next ボタンをクリックして、次にバックアップ先を指定します。 パスを指定するか Browse ボタンを用いてバックアップ先を指定できます。 Windows では、\\my_readynas\backup と指定できます。 ここで、「my_readynas」には、ReadyNAS の IPアドレスまたはホスト名を指定します。

つぎに、バックアップを定期的にとるか、変更されたときにおこなうかの設定ができます。 例では、デフォルトのままで、ファイルに変更が加えられたときに、 自動的にバックアップするように指定しています。この指定をすると、Shadow が CDP として動作します。
ステップ 3: 保存するバージョンの版数を指定します
Next ボタンをクリックして、次にバックアップを保存する、 バージョンの版数を指定してください。全てのバージョンを保存するように指定することもできますし、 保存される版数を指定して、古いバージョンを自動的に削除するようにしていすることもできます。 また、最新版のみを保存するように指定することもできます。例では、3バージョンを保存するように、 指定しています。

ステップ 4: バックアップ・ジョブの確認
再度、Next ボタンをクリックし、ジョブのサマリーページに移ります。 項目を確認して、もしこれでよければ、Finish をクリックします。

ここで、すぐに最初のバックアップを今、行うかの確認があります。 Yes をクリックして、最初のバックアップを取ってください。

Shodow のメインページで、バックアップの進行状況が表示されます。
ファイルのリストア
もし、バックアップファイルからのリストアが必要になったら、 Quick Restore をクリックしてください。ファイル・エクスプローラ風の表示で、 バックアップされたフォルダがリストされますので、そこから、リストアしたいファイルを探します。 そして、そのファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけで、リストアが完了です。または、 リストアしたいファイル上で、右クリックして、Shadow Restore オプション・ ダイアログを表示させて、Original location(元の場所)や、 Other location にリストアさせることができます。

もし、最新のバックアップバージョン以外からリストアしたいときは、 「Revision」フォルダの中から、リストアしたいファイルを探してください。 各バージョンは、括弧のなかに2桁のバージョン番号を含めてリストされます。 (00)は最初の(最も古い)バージョンで、(01)が第一改版、(02)が第二改版、となります。

最新バージョンをリストアする時と同様に、右クリックで、Shadow Restore ダイアログを表示させて、元の場所か指定した場所にリストアできます。